苦短集 (Collection, bitter and short nights of loving)
徒溜了的樹
因為留不住柏雪
而格外顕眼
等到天晴之詩
譲行人誤昨秋天
俺は今日も
女である気分
痒くしますよ
通俗千万種あり 風情只だ一種あり
西洋は還ほ未だに学成せざりたり 彎々仍ほ努力す須し
黄金の巻鬚 褐色の胡桃
うわー あんた すっげ ぇ大っ きい盆栽を育ててるわ
いえ、いえ、
毴癡さん 屹度博学なきみは世界各地の直物を見たことあんでしょう？
碧池ヶ穴 多分是れ一定、一定、一定もっと大きい株が要んでしょう？
ねぇ、ねぇ、
山清さん 審美が小さい方に傾くと男子にモテないよ？
水秀ヶ穴 飛行場のすぐ側に位置してると殺風景だよ？
道理で大きくならないもんばっか育ててるもんだ
あゝたゞ
盆栽などでも色々試す甲斐あるもんあるじゃん
射会に甲斐なき園芸音痴になっちゃイヤだもん
盆栽を湿すなど、試しってところかしら
アレだけが本物の娯楽と言うべきじゃん
もうあんな生活は送ってたまんない。今日から毎日
人の肝腎を感動させるような通俗小説の筋に出会い
いつかはさあ 水秀ヶ穴のなかでは精気満々
こずえの胡桃 桜桃みたいに真っ赤に膨らむ
人と謂ふ
命短く
老い易く
生き物も斯く
辞藻麗し
付き合ひは
辿る過程の
重ぬること
人ッ気の
無き世に我と
少女との
夢末のこの
儚き最期
乖し乖しと
小猫に伸しぞ
飼餵ぐる
Thiethie gehnen-ka
khuenkau-gheh-sehgho, vile-
khuji, zytshy-tsehpae,
zyzy-ngumen.